【落語】カレーの寝床
えー、料理の言葉には、日常の動作がそのまま使われるものがあります。
カレーでいう『寝かせる』は、作ったあとにしばらく置いて、具材の味をなじませることです。
ただし、鍋を室温に長く置くのは安全とはいえません。
【古典落語】時そば
えー、人がうまそうにやっていることは、つい自分もまねしたくなるものでございます。
ただ、まねをするときに大事なのは、形だけでなく、相手との約束まで見ておくこと。
江戸のそば屋台では、そばを食べ終わると、その場で銭を ...
【落語】音頭を取る酒
えー、酒の席でよく聞く『音頭を取る』という言葉は、もともと歌や掛け声の調子を先に出して、みんなをそろえる役目を指します。
盆踊りなどで先に歌う人を音頭取りと呼ぶのも、そのためです。
乾杯の場でも、代表が短い言葉を述 ...
【落語】おすそ分けの裾
えー、商売や暮らしでよく使う『手土産』という言葉は、訪ねる相手へ手に持っていく贈り物、という意味で使われます。
必ずしも高価な品である必要はなく、菓子や果物など、相手が気を遣わず受け取れるものが向いています。
江戸 ...
【落語】一口大のかぼちゃ
えー、料理のレシピでよく見る『一口大』という言葉、これは一口で食べられるくらいの大きさという意味です。
決まった寸法があるわけではなく、料理や食べる人によって少しずつ変わります。
かぼちゃのように固い野菜は、先 ...
【落語】取り置きの名人
えー、人に何かを頼むとき、「明日まで取っておいてください」と言うことがありますね。
店でいう『取り置き』は、品物をただしまっておくことではなく、買う人が決まっている品を、約束の日まで店が預かっておくことです。
たと ...
【落語】塩でお願いします
えー、料理を頼むときの『塩で』『タレで』という言い方は、味付けを選ぶ短い注文です。
焼き鳥や焼き魚では、同じ材料でも塩とタレで印象が大きく変わります。
塩は素材の味を生かし、タレは醤油などを合わせて香りや甘みを足す ...
【古典落語】子ほめ
えー、秋が深まり、七五三の話を聞くころになりました。
七五三は、三歳・五歳・七歳の子どもの成長を祝う行事として、今では広く親しまれています。
お参りの日は一般に十一月十五日とされますが、現在はその日に限らず、家族の ...
【落語】席を取った熊さん
えー、人に頼みごとをするときは、言葉を少し省くことがあります。
席を取っておいて、という言い方もその一つで、席そのものを持ち去るのではなく、あとから来る人のために場所を確保しておく、という意味です。
この取るは ...
【落語】猫のマウス
えー、家でパソコンを使うとき、手のそばに置いてある小さな道具をマウスと呼びます。
形がねずみに似ていて、昔の有線マウスにはしっぽのようなコードが付いていたため、この名前が広まりました。
今の無線マウスにはコードがあ ...