【落語】引いた値札
えー、商売でよく聞く『値引き』という言葉は、品物の値段を少し下げることです。
『引く』には、線を引く、荷物を引く、計算で数を引くなど、いくつもの使い方があります。
お店で『少し値引きできますか』と尋ねるのは、値 ...
【落語】腰を上げた亭主
えー、「腰を上げる」という言い回しは、文字どおり立ち上がることから、仕事や用事に取りかかることまで表します。
たとえば「そろそろ腰を上げて出かけよう」と言えば、座った姿勢を変えるだけでなく、出発する気持ちになったということ ...
【落語】甘口の頼み
えー、買い物で『甘口』と書かれた酒を見かけることがありますが、砂糖を入れた酒という意味ではありません。
日本酒の甘口・辛口は、米の甘みや酸味などから感じる味わいを表す言葉で、唐辛子の辛さとは別物です。
同じ甘口 ...
【古典落語】まんじゅうこわい
えー、家でお茶をいれるとき、先にお茶請けの菓子を選びたくなることがあります。
お茶請けとは、お茶と一緒に出す菓子や漬物のことです。
甘いまんじゅうを一口食べてからお茶を飲むと、口の中がさっぱりして、また菓子に手 ...
【落語】得意な客
えー、人に頼みごとをするとき、相手の得意なことを知っていると話が早く進みます。
料理が得意な人には献立を、帳面が得意な人には計算を頼む、といった具合です。
商売でいう『得意先』や『お得意様』は、技能のある人という意 ...
【落語】口直しの買い物
えー、「口直し」という言い回しは、壊れた口を修理することではありません。
料理や飲み物のあとに、別の味のものを口にして、前の味をさっぱりさせることです。
たとえば、辛い料理のあとに甘い菓子を食べたり、濃いお茶の ...
【落語】間に合う時計
えー、「間に合う」という言葉は、時間に遅れないという意味で使いますが、もともと大事なのは「間」がちょうどよく合うことです。
たとえば待ち合わせなら、早すぎても相手がまだ来ておらず、遅すぎれば用事が済んでしまう。
必 ...
【落語】新米一升
えー、人に頼みごとをするときは、同じ言葉でも聞く側の気分で大きく変わることがございます。
秋に出回る新米を買うとき、昔ながらの米屋では『一升』という量の単位がよく使われました。
一升は約一・八リットルで、米びつに足 ...
【落語】猫をかぶる練習
えー、『猫をかぶる』という言い回しは、初対面ではおとなしく見せている人が、親しくなると本来の元気な性格を出すことをいいます。
たとえば、普段はよくしゃべる人が、面接やあいさつの場では急に静かになる。
そんな様子を、 ...
【落語】広く見える家
えー、「見栄を張る」という言い方は、実際より立派に見せようとすることです。
服装や持ち物だけでなく、家を広く見せる工夫にも、ちょいと見栄が入ります。
部屋を広く感じさせるには、家具を壁際に寄せて床を見せるのが手軽な ...