【落語】大きな一杯
えー、酒の話になると、昔から「酒は百薬の長」なんて申します。
これは酒を薬のように持ち上げた古い言い回しで、もちろん飲めば飲むほど体にいい、という意味ではありません。
何事もほどほどが肝心。
ところが酒好きとい ...
【落語】夏休みの延長
えー、「あとでやろう」と思ったことほど、あとになると急に大仕事に見えてくるものでございます。
机の上の片づけ、返事、そして夏休みの宿題。
始まったころはたっぷりあった時間も、最後の日になると、なぜか急に足が速くなります ...
【落語】返す家
えー、「返す」という言葉は便利なもので、借りた物を元へ戻すのも返す、借りたお金を支払うのも返すと言います。
同じ「返す」でも、物なら手から手へ、お金なら財布から財布へ。
ここを一緒にすると、長屋では話が妙な方向へ転がり ...
【落語】長屋の見栄と大きな長持ち
えー、暮らしの中では、物を少し移すだけで部屋が広く見えることがあります。
椅子を壁際へ寄せたり、使わない荷物を片づけたりするだけでも、目に入る景色はずいぶん変わるものです。
もっとも、長屋でそれをやりますと、自分の ...
【落語】札貼り夫婦
えー、家の中で物の置き場所を決めておくと、探し物の時間が少なくなります。
玄関に鍵、引き出しに文房具、冷蔵庫に食べ物。
ところが、置き場所を決めても、決めた本人が守らないことがある。
夫婦の暮らしでは、物より先 ...
【落語】まける店
えー、商売には「おまけ」や「値引き」がつきものです。
ですが、安くしてもらうほど得をするとは限りません。
今日は、何でも「まける」店へ、気の早い熊さんが買い物に出かけます。
長屋の熊さん、古くなった ...
【落語】なるほどのご隠居
えー、八月も終わりに近づきましたが、立秋を過ぎたからといって、すぐに涼しくなるわけではありません。
暦の上の季節と、実際の気温には少しずれがございます。
夕方に虫の声を聞いて、ようやく秋の気配を感じるころです。 ...
【落語】百薬の長
えー、八月も終わりに近づき、暦の上では秋へ向かうころになりました。
二十四節気の「処暑」
は、暑さが落ち着き始める時期という意味で、例年八月二十三日ごろです。
ただ、実際には九月に入っても暑い日が残ることがあり ...
【落語】太郎の百円仕事
えー、八月もいよいよ終わりに近づきました。
まだ暑さの残る時期ですが、朝夕の風に少しだけ季節の変化を感じる日もあります。
夏休みの終わりには、宿題や持ち物を確認するご家庭も多いことでしょう。
子どもにとって ...